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キャリーケースの持ち手交換①



キャリーケースの持ち手交換をご紹介


外れてしまった持ち手を

「頑丈」に

バージョンアップしながら

交換修理していきます




今回は

大きなケースの持ち手修理です。


BAGの重さに耐えられるように

より頑丈に仕上がる事を目指します!







さてさてその前に

もともとがどの様な構造だったか


しっかりと理解しなければなりません

この手のケースは

かなり頑丈に出来ている場合が多く

外すだけでも一苦労。


更には内側に布張りがあり

とても作業がしにくいのが一般的ですが・・・








取り外してみた画像がこちらです↓


う~む。。。
どうなってるんだ???

簡単に外れちゃった☆





実は予想していた形状と

かなりの差がありました。


金具+縫いで固定されている

とばかり思っていました





縫い目はデザインで

実際には
金具のみでの固定でした。
(カシメ+ワッシャー)




どのくらいの重さを想定していたのか

どのぐらいの強度まで耐えられたのか

難しい問題です...。

大きなBAGであればある程

しっかりとした作りの方が

良いに決まってますが

それにかかる費用や金額、

大量生産であったり、海外清算であったり

色々な点を考えると

BAGそのものの金額に見合っていれば

どの判断も正しいと言えますね。

BAGの価格そのもの高い安いも

個人差があるものですから

今回のこの構造をどう考えるかは

価値観による所なんでしょうね。







なんて事を想いつつ作業を進めます。



外した部分を

更に分解していくと

中から補強の金具が出てきました。





持ち手の強度はしっかりとあったものの

BAG本体との取り付け部分が
負荷に耐えきれず
抜けてしまった状態

と判明しました。


つまりは

BAGの方に金具が抜けるサイズの

『穴』が出来てしまったようです...。




つづく
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