キャリーケースの持ち手交換をご紹介
外れてしまった持ち手を
「頑丈」に
バージョンアップしながら
交換修理していきます
今回は
大きなケースの持ち手修理です。
BAGの重さに耐えられるように
より頑丈に仕上がる事を目指します!
さてさてその前に
もともとがどの様な構造だったか
しっかりと理解しなければなりません
この手のケースは
かなり頑丈に出来ている場合が多く
外すだけでも一苦労。
更には内側に布張りがあり
とても作業がしにくいのが一般的ですが・・・
取り外してみた画像がこちらです↓
う~む。。。
どうなってるんだ???
簡単に外れちゃった☆
実は予想していた形状と
かなりの差がありました。
金具+縫いで固定されている
とばかり思っていました
が
縫い目はデザインで
実際には
金具のみでの固定でした。
(カシメ+ワッシャー)
どのくらいの重さを想定していたのか
どのぐらいの強度まで耐えられたのか
難しい問題です...。
大きなBAGであればある程
しっかりとした作りの方が
良いに決まってますが
それにかかる費用や金額、
大量生産であったり、海外清算であったり
色々な点を考えると
BAGそのものの金額に見合っていれば
どの判断も正しいと言えますね。
BAGの価格そのもの高い安いも
個人差があるものですから
今回のこの構造をどう考えるかは
価値観による所なんでしょうね。
なんて事を想いつつ作業を進めます。
外した部分を
更に分解していくと
中から補強の金具が出てきました。
持ち手の強度はしっかりとあったものの
BAG本体との取り付け部分が
負荷に耐えきれず
抜けてしまった状態
と判明しました。
つまりは
BAGの方に金具が抜けるサイズの
『穴』が出来てしまったようです...。
つづく