ジャンパーの修理のご紹介
長年愛用されたジャンパーの
そで裾を綺麗にしたいとの事で
ご相談いただきました。
これはコレで
長年の歴史が刻まれた
格好いい状態ではありますが
ダメージ感も否めない所。。。
実物をご本人と眺めながら
アレコレお打ち合わせをして、
そでの裾のみ修理をする事に
なりました。
あらためてお品物を確認です
肘の部分はそのままに
裾のみの作業になります。
ダメージのある元の革を
どう処理するかが迷いどころ
でしたが
完全に除去してしまうと
裾周りに予期せぬ
ダボつきや歪みが
生じてしまうおそれから
今回は元の革はそのままに
新しい革を上から覆う方法で
作業を行いました。
作業そのものはシンプル
新しく用意した革を
縫いつければ完成ですが
どのくらいのチカラ加減で
縫製するかは腕の見せ所です。
また、両腕の修理ですので
左右の仕上がり感も
かなり気を使いながら
縫い進めて仕上げました。
心配していた
ヒジとの相性もとても良く
大満足の仕上がりとなりました。
まだ、真新しい革ですが
どんどんヤレテ行く感じが
とても楽しみな
印象に残る修理となりました。
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