前回の続き
ショルダーポーチのベルト直し③
本体にDカンはとりつけましたので
はじめに裁断したベルトの加工をします
ベルトの下処理も忘れずに
裁断したままでは
糸がほつれてしまう可能性がありますので
先ず、元のミシン目をノリ付けしておきます
しっかり乾いたあとで
似た色の糸を用意して
手縫いで縫製すればバッチリです
金具の色だって重要です
先に付けておいたDカンと
下処理をしたベルトをつなげます。
今回は金具(カシメ)にて取り付けます
カシメの大きさも幾つかタイプがありますが
同じ様に色にも種類があります。
もともとのBAGのファスナーなど
金色の金具が使用されていますので
カシメも同じ様に
金色のカシメを使用しました
専用のカシメ打ち棒で
しっかり固定すれば
無事に完成です!
Dカンを付けた効果
前回お話ししていた
(ショルダーポーチのベルト直し②)
「Dカン」を取り付けた事によって
ベルトの前後はDの直線部分が動き
ベルトの左右はDのアーチを動くので
元のデザインに比べて
その負担は大きく改善する事が出来ました
御依頼いただいたお客様にも
大変なご満足を頂戴しました
今回の様に
完成後のデザインがもともとと
変更になる場合は
予めご相談と説明をしながら作業しております
色々なご要望にお応えできるように
日々精進しながら
様々な御相談をお待ち申し上げます