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結構大変 ベルトのサイズ詰め①

ベルトのサイズ詰め①



バックル側の
ベルトのサイズ変更のご依頼

実は

案外大変だったりします☆


今回は

その方法をご紹介します











先ずは

「縫い目」を外し

ベルトを開きます




もっとも重要なサイズ決め


そもそも
ベルトのサイズは
どこからどこまでなのか・・・。

バックル?

革の折り返し?


考えれば考える程

混乱してきますが

新しく作るのではなく

サイズを詰める場合は

どこから測ろうと
短くなればOK

と言えます☆





ちなみに下の画像では

バックルを外した後

「革の折り返し」ベースで

計測しています



バックルの止め方



サイズ詰めをする際

・バックルが縫ってあるのか
・金具で留めてあるのか

によって難しさが変わってきます

縫ってある方が
難しくなる

場合がほとんどです



その理由は

もとの縫い目の処理です



結構な長さを詰めるのならば

何も障害物の無い状態で

ベルトの短くしたい所に

同じ構造を作ってあげれば

OKですが

そこまでの長さを詰めるケースは

ほとんど無く

穴三つ分くらい
(長くても10センチ程度)

と、なると

もともとの縫い目や
もともとの折り返し部分

にも、関わってくるので

その処理には

『工夫』が必要です




画像は

短くしたい箇所に

新たな縫い穴と

新たなバックル用穴を

あけて処理した後のモノです


手前(画像左側)の
穴が2列

に対し

向こう側(画像右側)の
穴が3列

なのが確認出来るかと思います。



この3つの一本が
「工夫」にあたります
*バックルを付ける際には不要だけど、
 短くした結果、もとの縫い目がきてしまう



 
余計な1列は

先に縫って違和感を減らしました




つづく


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