シザーケースの修理④
ベルトは新調します☆
画像の通り
金具が片方こわれてしまっています
これは
交換以外に手段はありませんが・・・・
画像でも確認できる通り
金具だけではなく
革そのものも
かなりの疲れがありますね
見た限り
今日明日でどうにかなってしまう事は
なさそうではありますが
やはり
これからの使用を考えますと
このままでイイとは言い切れず
最初のお打ち合わせでご案内した通り
ベルトは新調
と言う事となりました。
革のお手入れも
よくご相談をいただきますが
あくまでも「見た目」としての
お手入れは有効な場合が多いです。
長くお使い頂く上でも
人の肌と同じ様に
過度な乾燥はヒビワレにつながりますし
過度な湿気はカビのリスクが高まります。
人の肌と違うのは
自然治癒出来ないと言う事です。
現状維持や
見た目の修正は出来たとしても
キズの回復や
ヒビの補修は
当たり前ではありますが
もはや「革」になってしまっていますので
どうしても出来ません。
今回のベルトも
お手入れでどうにかなる感じ
ではありませんでしたので
ベルトは新しく作る
と言う事でご案内となりました
☆無事に作業の完了です☆
お客様には大変にご満足を頂戴しました
新しくしたベルトですが、一連の内容をブログにUPする上では
一番最後のご紹介となりましたけれど
もちろん、最初から打ち合わせで決まっていた事です
それぞれの修理の画像はあっても
実際にご使用になっている画像はありませんが
もともとの革と新しくした革のバランスの点で
腰のベルトはあたらしい色になる事もふまえ
ケースの色あいも考慮して修理をしました
金額については、その作業の内容によって様々ですので
個別の料金表はございませんが
ご依頼のご要望を最大限考慮しながら
最適なご提案が出来るように日々努めております
革製品で何かお困りのことがあったら、
革製品でなくても、修理出来そうなものがあったら
どうぞお気軽にお立ち寄り・ご相談下さいませ
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