スマホケースの修理依頼①
スマホケースの修理の模様をご紹介します。
今回は長くご愛用のケースの依頼です。
当工房の製品ではございませんが、
自分に修理が出来そうな品物であれば、
精一杯作業をさせていただきますので、
今回も方法とお見積もりを伝えた上で、
当工房で修理させて頂く事となりました。
まずはダメージの確認です。
長年ご愛用されていた分のダメージが
アチコチに見受けられます。
主に
縫い糸のスレ(切れ)と
フタ部分の革の切れが
修理の対象となる箇所となります。
作業の方法
縫い糸が部分的に切れていますが
残っている糸も同じだけ
ダメージは溜まっていますので
糸は全部交換
(全バラシで縫い直し)
スライド式のフタ部分の革は
ベロ(帯状の部品)も
受けるベルト(前側の小さな部品)も
ダメージが大きいので
新しい革に交換
革そのものは長年のご愛用により
イイ感じに経年変化をしているので
新しく作る部品は
もともとの「タン」ではなく
今の革の状態に近い
「チョコ」で
作業する事とにしました
つづく
スマホケースの修理依頼①
スマホケースの修理依頼②