このブログを検索

ポーチのループ交換②

前回のつづき

秘密兵器の登場です!




靴などで使用する道具

靴屋さんなどで使う

アンビル(金床)です!





靴を逆さまにしたような形ですが

この形状により

筒状(箱状)のモノでも

そのまま作業が出来る!

と言う優れものです☆



こうして使います

金床の形状と

力の伝わり方により

この位の長さのアンビルが

丁度いい所です。


今回のケースでは

無事に作業が出来ましたが

もっと大きな品物や

深さがあるモノの場合は

このアンビルでも届きませんので

その場合は分解して

本来の平面での加工となります。


*作業内容や品物の形状・構造に合わせて、総合的に判断しております。








さてさて

無事に叩いて止めたら

完成です

--------
参考記事
『カシメ打ちについて』
--------


お客様には
大変なご満足をいただきました。


今回の様に
実際の作業の中では
綺麗に仕上げる為の手間であったり
コストを抑えてご案内する為の
工夫であったりと
完成時からは思いもよらない
工程があったりもするわけですが
 その「大変さ」は、作業する自分にとっての
「楽しさ」であったりもします。

そもそも、修理の上での理想としては
何事ともなかったように無事に仕上がる事
だと考えておりますので
その工程はわからなくてイイ所なんですよね。




このエントリーをはてなブックマークに追加